

自動詞、他動詞の違い
英語の「自動詞」と「他動詞」の違いとは?
簡単に言うと、動詞の後ろに「目的語 (名詞)」が付くか付かないかです。
文章中の動詞を「自動詞」か「他動詞」か見分ける時は、その動詞の後ろに名詞あれば「他動詞」、なければ「自動詞」です。
では、次の4つの動詞 eat, watch, run, go が自動詞か他動詞か見ていきましょう。
1. Kate eats breakfast.
動詞「eats」の直後に「breakfast」(朝食)という名詞があります。
なので「eat」は他動詞
2. The girls watch TV.
動詞「watch」の直後に「TV」(テレビ)という名詞があります。
なので「watch」は他動詞
3. My father runs with his dog.
動詞「runs」の直後は「with」(~と一緒に)という前置詞です。
なので「run」は自動詞です。
※ 他動詞は直後に名詞がきます。前置詞はきません。
4. The children go to school.
動詞「go」の直後は「to」(~へ)という前置詞です。
なので「go」は自動詞です。
ちなみに【第1文型 S+V】の述語動詞は自動詞が入ります。
【第3文型 S+V+O】の述語動詞は他動詞が入ります。
上記の1と2は第3文型、3と4は第1文型です。
ただ、【第2文型 S+V+C】の場合は少し考え方が違ってきます。
第2文型の特徴は「S = C」(主語=補語)になにることです。
動詞の直後に名詞があっても、「S = C」(主語=補語)の関係がなり立っていたら、その動詞は自動詞です。
Tomoko became a teacher.
動詞「become」の直後には「teacher」という名詞が来ています。
でも、とも子 = 先生の関係が成り立っているのでこれは第2文型です。
よって「become」は自動詞になります。