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5文型: 第1~3文型

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英語力を上げるには、5文型の理解は絶対です。

英語の文章はどれだけ長くても、基本的には5つの型に分類できます (一部例外を除く)。

色々とややこしくて後回しにしてしまいがちですが、

とりあえず今回は中学で学習する第1~3文型まで頑張って理解しましょう♪

 

文型は4つの「文の要素」で構成されています。

「文の要素」とは、主語 (S) 述語動詞 (V) 補語 (C) 目的語 (O) です

※ S=subject  V= verb   C=compliment  O=object

 

これに「品詞」が関係してきます。

「品詞」とは名詞、動詞、形容詞、副詞、冠詞など「詞」がつくものですが、

5文型の中で使用される「品詞」は「名詞、動詞、形容詞」の3つだけです。

※ 品詞の説明は以前のブログ「品詞を理解しよう」を参照ください。

 

では、文型を見ていきましょう。

必ず覚えたいのは「主語+動詞」の語順です。

日本語は主語なしで話すことが多いですが、英語は「主語+動詞」は絶対です。

 

第1文型: 主語+述語動詞  (S+V)     

➡ I swim./ He runs.

 

第2文型: 主語+述語動詞+補語  (S+V+C)    

➡ She is a teacher./  She is beautiful.

 

第3文型: 主語+述語動詞+目的語  (S+V+O)    

➡ I like dogs. / Tom plays baseball.

 

※ 述語動詞とは主語の動作や状態を言い表す「動詞」です。

詳しくは以前のブログ「述語動詞と準動詞の違い」を参照ください。

 

 

 「文の要素」である主語、述語動詞、補語、目的語に入る品詞は決まっています。

これを覚えてしまえば、並べ替え問題、穴抜き問題、英作文が随分と簡単になります。 

  1. 主語に入るのは「名詞」
  2. 述語動詞に入るのは「動詞」
  3. 補語に入るのは「名詞」か「形容詞」
  4. 目的語に入るのは「名詞」

 

【第1文型: S+V 】= 名詞+動詞

 I swim.   私(名詞) 泳ぐ(動詞) 

→ 私は泳ぎます

 He runs. 彼(名詞) 走る(動詞) 

→ 彼は走ります

 

【第2文型: S+V+C 】= 名詞+動詞+名詞or形容詞

 She is a teacher. 彼女(名詞) be (動詞) 先生(名詞) 

→ 彼女は先生です 

 She is beautiful. 彼女(名詞) be (動詞) 美しい(形容詞) 

→ 彼女は美しい 

 

※ be動詞 (am/is/are)はイコール動詞とも呼ばれ、主語=補語の関係を作ります。

上の例文では、「彼女=先生」「彼女=美しい」という関係が成り立っています。

 

【第3文型: S+V+O】 = 名詞+動詞+名詞

 I like dogs.  私(名詞) 好む(動詞) 犬(名詞) 

→ 私は犬が好きです

 Tom plays baseball. トム(名詞) する(動詞) 野球(名詞) 

→ トムは野球をします

 

※目的語 (O)は「何を」「何に」にあたる部分です。

上の例文では、「私は好き 何を?」→「犬を」となり「dogs」が目的語となります。

「トムはする 何を?」→「野球を」となり「baseball」が目的語となります。

 

この3つの文型でもう少し覚えないといけないことがあります。頑張れ!

 

第1文型、第2文型、3文型、それぞれの中で使用される述語動詞は使い分けが必要ということです。

 第1文型→ 自動詞

 第2文型→ be動詞と状態・変化・感覚を表す動詞 

 ※主語(S) = 補語 (C)の関係が成り立ちます。

 第3文型→ 他動詞

 

続きは「自動詞、他動詞の違い」で説明していきます♪